保険見直し研究室

高額なリース・レンタルの機械に対する保険はありますか?

2014年05月15日

建設業や製造業では、高価な什器や機械をリースやレンタルで手配することも珍しくありません。


実は、リース・レンタルしているものに作業ミスでの破損や盗難などが起こった場合、火災保険の設備什器補償は使えません。


賠償責任保険でカバーする方法がありますが、こちらも特約を付加していないと補償されない場合があります。


アクシデントが起こる前に確認しておきたい点をまとめてみました。


リース会社・レンタル会社の保険があれば大丈夫なのか?


リース会社やレンタル会社が保険をかけていることがありますが、それで安心してはいけません。


中には盗難の時しか出ない内容であったり、高額な自己負担額を設定している契約もよくあります。


また、求償権を放棄する特約が無い場合は保険会社から賠償請求をされることも考えられます。


いざという時に借り手の負担が発生しないか、補償範囲も含めてしっかりと確認をする必要があります。



自社(借主)の保険で補償する方法は…


次に考慮するのは自社の保険の内容です。


設備什器の火災保険があれば補償されると思いがちですが、一般的な火災保険では、リースやレンタルのものは補償の対象外となってしまいます。


賠償責任保険に特約を追加することでリースやレンタルの什器設備に対しても補償を受けられるようにできますが、保険会社や商品によって特約名や補償の内容が異なります。



加入の際にはしっかりと補償範囲を確認しましょう。




リースやレンタルで手配するような設備什器は高額なものが多いはずです。

高額な修理費用を請求されたり、リース料だけを払い続けなければならないといったことにならないようにしましょう。


詳細についてはお問い合わせください。



この記事の筆者

松本茂幸

松本 茂幸(まつもと しげゆき)

純粋にお客様のことだけを考え、喜んでいただけるよう提案する。
そんな今の仕事にやりがいを感じています。

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