地震保険の割引、保険料控除
2011年04月30日
今回の東北地方太平洋沖地震の影響により、地震保険を検討したいと
考える方が増えております。
ご存知の方も多いですが、
原則、地震保険は単独加入ができず、
火災保険と一緒に加入します。地震保険は、被災者の生活の安定を目的とする保険で、
火災保険(主契約)の保険金額の30~50%に相当する範囲内で
保険金額を設定します。
ただし、建物5,000万円、家財1,000万円が上限です。
条件が同じであれば、どの保険会社も保険料は同じです。
また、地震保険には建築年や耐震等級等により10%、30%、50%の割引があります。
その年に負担する地震保険料は、所得税(国税)が最高5万円、
住民税(地方税)が最高2万5千円を総所得金額等から控除されます。
大震災によって自宅等の被害を受けた場合に、受け取った保険金は
今後の生活の立て直しに大きな役割を果たします。
保険のあり方を考え、見直すきっかけとなり、お役立ちになれば幸いです。