保険見直しラボ

住宅ローンは団信に加入していれば安心?

2014年02月07日

団体信用生命保険(団信)は、債務者が亡くなった場合にローン返済が免除される仕組みです。


問題は、亡くならずとも働けない状況になってしまった場合です。


そうなると、収入ダウンは免れない一方、支出は変わらないどころか治療費やお見舞い費用、子どもを預けるための費用等で増えてしまいます。



返済が厳しくなった際は、返済猶予(返済期間延長、返済額の減額、借り換え…etc)の方法もありますが、ローン返済は免れません。


そのような状況に備えたものがあることを知っておくと助かります。



1.健康保険制度(共済制度)の傷病手当て保障


標準報酬日額の3分の2が最長1年6か月カバーされます。(国民健康保険は対象外)



2.団信の特約、民間の生命保険


最近の団信では、「がん特約付」や「3大疾病特約付」といった、死亡時以外に指定の病気で所定の状態になっても住宅ローンが免除されるものもあります。


また、民間の保険会社でも、病気やケガで就業不能になった際に毎月収入を受け取れる「就業不能保険」が販売されています。



団信の特約を選ぶ際には、民間の保険で同様の保障に備えられる場合と比較して、掛け金の負担が小さい方を選ぶとよいでしょう。



すでに団信に加入されている方は、残念ながら団信の掛け替えはできませんので、民間の「就業不能保険」を活用することになります。



保障内容の比較や、就業不能保険の詳しい内容などについてはお気軽にお問い合わせください。