保険見直しラボ

弁護士費用に備える保険にはどんな種類のものがありますか?

2013年07月01日

ご相談事例


弁護士さんへの相談費用や訴訟費用に備えることができる保険はありますか?


ご回答


よく知られているものでは、自動車保険に付加することができる「弁護士費用特約」というものがあります。


たとえば、信号待ちで停車中に後ろから追突されたケースなど、被害者の過失がゼロの場合、被害者の保険会社は介入できません。


通常は相手保険会社から、修理費、治療費が支払われますが、相手が無保険であった場合や、非を認めない場合、話し合いに応じないケースも考えられます。


そんな時に重宝するのが「弁護士費用特約」です。
被害者側の保険会社が介入できない代わりに弁護士さんに任せましょうということです。


この弁護士費用特約の対象となるのは、自動車事故の時に限られています。

また、あくまで自動車保険に付加するもので、単独で加入することはできません。


単独で入れる「弁護士保険」

単独で加入できる弁護士費用保険としては、2013年5月に販売を開始したプリベント少額短期保険株式会社の「Mikata」という保険があります。


この保険が適用されるのは、自動車事故はもちろん、日常生活での様々な相談(お金のトラブルや住まい、夫婦間でのトラブル)の際にも適用ができます。


昨今は親族間や、近所関係等でもトラブルや、日常の中で、言いがかり的な裁判も増えてきておりますので、この「Mikata」お守り替わりになりますね。


ただし保険の対象となるのは、被保険者ご本人のみですので、お子様も保険の対象にしたい場合は、一人一人加入する必要がありますのでご注意ください。



弁護士費用特約の必要性