30年の火災保険が満期をむかえます。見直しのポイントを教えて下さい。
2014年01月08日
【Q.ご相談内容】
30年の火災保険が満期をむかえます。見直しのポイントを教えて下さい。
【A.ご回答】
30年間の火災保険が満期となるという事は、ご自宅の老朽化なども進んでいることと思います。
今回は、その点を加味しながら火災保険の見直しポイントをご紹介していきましょう。
チェックポンイント1 評価
古くから住んでいる住まいの火災保険を見直す場合、
「だいぶ古いので保険金額は少なめでいいか」
「子供も独立したし、家財も少ないかな?」
と考えて保険を検討しがちです。
しかし、火災保険の見直しを行う場合は、こういった先入観を捨て、正しく建物評価・家財評価を行うことが重要となります。
また、保険価額には以下のような2つの種類がありますので注意が必要です。
・新価額(再取得価格)→現在の建物・家財と同一の用途・規模・構造を持つものを、再構築・再取得するために必要な額
・時価額→新価額から経過年数や経年劣化に応じた減価控除を行った額
火災保険では、契約時に新価額の価額協定保険特約を付けることができますので「建物や家具が老朽化しているから…」と後ろ向きに考える必要はありません。
基本的には、
建物は再築価額を、
家財は再取得額を基準に火災保険を見直し・検討されることをおすすめします。
チェックポンイント2 保険商品を吟味する
現行の火災保険の多くは、リスク選択型・リスク細分型となっているため、加入者が必要と考える補償(特約を含む)を必要な分だけ選択できるようになっています。
そのため、
無駄を省いた保険を組むことができ、保険料を抑えることも可能となっています。
弊社では、お客様お一人お一人の状況に応じ、慎重にプランニングを行っておりますので、是非ご相談下さい。
※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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