HOME > 目的別保険相談 > なぜ医療保険と別にがん保険があるのですか ?
医療保険とは別にがん保険というものを保険会社各社が販売していますが、なぜなのでしょうか。がん以外にも気を付けるべき生活習慣病(心疾患、脳血管疾患など)はたくさんありますが、心疾患保険などはないですよね。
1981年に悪性新生物(がん)が日本人の死因1位になってから、現在にいたるまで死因1位はがんのままです。
順位が入れ替わった当時は2位、3位の心疾患・脳血管疾患との死因比率も拮抗しておりましたが、現代に関していいますと引き続き死因1位はもちろんのこと、27.6%の方ががんで死亡されるというデータがあります。
約4人に1人ががんで死亡されているということです。
また、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人といわれています。(厚生労働省「人口動態統計」2020年より)
がんとひと口に言いましても、その発生した場所(臓器)・進行状況に応じて治療方法は多岐にわたりますが、がん治療にかかる費用、治療期間が長期化した際の収入の減少…などなど、いずれにおきましても日常生活における経済的負担は計り知れません。
そういった負担を少しでも減らしたいという保険会社の思いと、死因・罹患率の高さ、治療にかかるコストの高さなどをどうにかしたいというニーズが他の生活習慣病よりも抜きんでてしまっているから「がん」に特化したがん保険が誕生した背景があります。
がんの治療方法は日進月歩、目まぐるしく進化をとげております。
その治療に合わせられるよう、がん保険も常々進化しているようです。
最近では自由診療と呼ばれる患者が実費負担すべきものに対応した商品も発売されたりしているようです。
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