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火災保険の新規加入

火災保険は空き家と住居では異なると聞きました。どのような違いがありますか。

2021年11月26日

【ご相談事例】

火災保険は空き家と住居では異なると聞きました。どのような違いがありますか。

【ご回答】

火災保険は住居にかけるものと、事務所や店舗等、または工場にかけるものとで、そのリスクに応じて保険料率が異なっています

空き家の場合は、同じ空き家でも、建物の用途により火災保険料率が異なるので、注意が必要です。

 空き家の主な用途として、下記の例があります。

①店舗等に使用される可能性があり、住居として使用される可能性のないもの
②建売業者等が所有する販売用の一戸建住宅
③営業用の貸別荘、モデルルーム等
④常時居住の用に供しうる状態にあるもの
⑤季節的に住居として使用される建物(別荘等)

①~③は住居ではなく、空き家物件料率での保険料

④は職作業ありの住居(併用住宅)料率での保険料

⑤は住居料率での保険料

以上のように、同じ空き家でも、用途により保険料率が変わります。

上記の例の場合、保険料は①~③>④>⑤となります。

火災保険加入の際には、しっかりと申告して正しい保険料率で加入しましょう。

また、保険期間の途中で用途が変更となった場合でも、保険会社への通知義務がありますので、必ず通知するようにしましょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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