損害保険はどのように販売されていますか?
損害保険の販売形態は、大きく次の3つに大別されます。
代理店扱(損害保険代理店が販売する場合)
損害保険代理店は、保険会社の委託を受けて、その保険会社に代わって保険を販売しています。損害保険の契約の約9割は損害保険代理店を通じて行われています。
仲立人扱(保険仲立人(保険ブローカー)によって行われる場合)
保険仲立人(保険ブローカー)は、保険会社の委託を受けることなく契約者(お客様)と保険会社との間に立って、中立的な立場で契約の仲介(媒介)を行います。
直扱(保険会社の役職員が直接販売する場合)
損害保険の販売形態のひとつである「直扱」とは、保険会社の役職員が直接、保険販売を行う場合をいいます。直扱にはさまざまな形態があり、特別研修生や直販社員(保険会社によって名称は異なります)を採用して保険販売を行う保険会社もあります。
特別研修生
特別研修生とは、将来その保険会社の代理店となることを前提として、一定期間(例えば、9ヶ月~3年程度)保険会社に採用されて研修を受けながら、保険販売を行う社員をいいます。2006年3月末の特別研修生の在籍者数は、3,367名(国内会社、外国会社合計)となっています。
直販社員
直販社員とは、損害保険を販売することを職務として保険会社に採用された社員をいいます。2006年3月末の直販社員の在籍者数は、5,517名(国内会社、外国会社合計)となっています。
その他
上記以外に、保険会社の役職員が直接、保険販売を行う場合があります。なお、新聞、雑誌またはテレビなどの広告、DM(ダイレクトメール)、インターネットを利用して保険会社が直接、通信販売を行う場合などは直扱に含まれます。
(出典:日本損害保険協会)