自分の年金受取り見込額、計算できていますか?
2010年09月15日
毎月、社会保険料として天引きされている厚生年金保険料。将来の受取額は一体いくらになるのでしょうか?最近では社会保険庁から毎年誕生月に「ねんきん定期便」が送られてきますので、そのデータ(50才未満用)を使ってかんたんに試算してみましょう。
まずは基礎年金
→基礎年金は満額で792,100円ですが、これは20歳の方が40年間、60歳まで保険料を納めた場合にもらえる金額です。
上表では、今まで支払った期間とこれから支払う期間を入力して基礎年金の見込額を算出する仕組みになっているんですね。
ですから、就職するまでの期間年金保険料を支払っていないケースでは少し減額されます。
次に厚生年金
→厚生年金は毎月の給料比例して支払っている保険料によって決まってきます。これまでの加入実績分については既に試算された状態でプリントされてきます。
上表に今後の勤務月数を入力して(1+2)で合計すると厚生年金の見込額が算出できます。
上の基礎年金と厚生年金を足した合計が総額の年金受け取り見込額になるわけですね。
★サラリーマン家庭であれば、これに奥様の基礎年金がプラスされます。先月、厚労省が発表した記事では男性の平均寿命が79.59歳、女性は世界一で86.44歳で退職後の生活費確保は大きな課題です。
今から将来の予測をしっかり立てて、慌てずに安心して生活できるようにしたいものですね。