失敗しない繰上返済3つのポイント
2010年12月15日
「出来るだけ住宅ローンは早く返済したい!」住宅ローンをお持ちの方なら、誰もがお考えですよね。そこで今日は「繰上返済3つのポイント」を取り上げてみたいと思います。繰上返済には毎月の返済額を変えずに期間を短縮する「期間短縮型」と毎月の支払額を抑える「返済額軽減型」の2つがありますが、今回は利息軽減効果の大きい「期間短縮型」を見ていきましょう。下の図のように期間短縮型はまとまった資金を全て元金返済にあてることで、返済が短縮された期間分の金利が節約できる仕組みなのです。以下ポイントを3つにまとめます。
①早ければ早いほど利息効果が大きい
元利均等返済の場合、返済期間当初のほうが毎回返済額に占める利息の割合が大きいため、繰り上げ返済が早ければ早いほど、それだけ利息の軽減額も大きくなり、効果が大きくなります。左記のケースでは3年後と10年後では約40万円の差になります。
②金利が高いほど利息軽減額は大きい
金利が高ければ返済額に占める利息の割合が高いので繰り上げ返済の効果は大きくなります!左記のケースでは金利2%と4%では100万円以上の差になるのです。
③返済期間が長いほど利息軽減効果は大きい
当初の返済額を抑えるために長期でローンを組まれている人ほど効果が大きい。左記のケースでは25年と35年返済で約40万以上の開きが出ます。
◎超低金利・デフレの経済情勢ではリスクの高い投資よりも住宅ローンの繰り上げ返済の方が、投資を考える上でも有利に働くことが多いですね。特に長期でローンを組まれている方はぜひご相談下さいね!