LINEやInstagram、FacebookなどのSNSは、家族や友達とのやり取りに欠かせない存在です。
でも最近「アカウントを乗っ取られた」という話をよく耳にしませんか?
もし自分のアカウントが勝手に使われて、知らない人にメッセージを送られたり、勝手に買い物をされたら大変です。
この記事では、
・乗っ取りを防ぐための習慣
・万が一被害にあったときの具体的な対処法
を、できるだけわかりやすくまとめました。
①パスワードを強くする
「誕生日」「電話番号」「1111」などはすぐに破られます。
英字・数字・記号を混ぜて10文字以上にしましょう。
サービスごとに別のパスワードを使うのが安心です。
パスワードを覚えるのが大変なら「パスワード管理アプリ」を使うと便利です。
②二段階認証を必ず設定する
二段階認証とは、パスワードに加えて「スマホに届くコードやアプリの確認」が必要になる仕組みです。
泥棒が合いカギを持っていても、もう1つのカギがなければ入れないイメージです。
③怪しいメッセージやリンクは開かない
「あなたのアカウントが停止されます!」など、あわてさせる文言は要注意。
友達から届いた不自然なリンクも疑ってかかりましょう。
本当に心配なら、必ず公式アプリから直接確認してください。
④スマホやパソコンを安全に使う
アプリやOSは最新の状態に更新。
公共のWi-Fiでは大事な操作を避ける。
スマホにも必ずロックをかけておく。
「もしかしてアカウントが乗っ取られた?」と思ったら、すぐに行動してください。
①ログインできるか確認
まだログインできる → すぐにパスワード変更。
ログインできない → 「パスワードを忘れた場合」から再設定を試す。
②パスワードを変更する
強力な新しいパスワードに変える。
他のサービスで同じパスワードを使っていたらすべて変更。
③二段階認証を設定
まだ設定していない場合は必ず有効化。
SMSよりも「認証アプリ(Google Authenticatorなど)」が安心です。
④SNSの公式に報告する
Instagram → ヘルプセンター「アカウントが乗っ取られた」
Facebook → 専用ページ「アカウントがハッキングされた場合」
LINE → 「不正ログイン」専用フォーム
必要に応じて「身分証明書(免許証など)」を求められる場合があります。
⑤家族や友達に注意を伝える
乗っ取り犯が勝手にメッセージを送っている可能性があります。
「変なメッセージが届いても開かないでね」と連絡しておきましょう。
⑥他のサービスもチェック
乗っ取られたSNSと同じメールやパスワードを使っている場合は、全て変更。
SNSに連携しているアプリやサービスも見直し、不要なものは削除。
⑦金銭被害があるときは金融機関・警察へ
クレジットカードが勝手に使われた場合 → カード会社にすぐ連絡。
大きな被害がある場合 → 警察の「サイバー犯罪相談窓口」へ。
SNSの乗っ取りは、ちょっとした注意不足から誰にでも起こりえます。
日頃から、
・強いパスワードを使う
・二段階認証を設定する
・怪しいリンクは開かない
この3つを意識するだけで、被害を大きく減らせます。
そして、万が一乗っ取られても、この記事の手順を思い出して、すぐに行動することが大切です。
家族や友達との大切なつながりを守るために、今日から実践してみてくださいね。