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なぜ定期的な保険内容チェックが必要なのか?

2025年05月12日

みなさんはご自身の保険、最後に内容を確認したのはいつでしょうか?

「入ったときにちゃんと選んだから大丈夫」
「特に変わったこともないし」

そんなふうに思っていても、実は保険のチェック不足が原因で、
大きな損をしているケースがたくさんあります。
この記事では、保険の見直しがなぜ必要なのかを、
実際の事例とともにわかりやすくお伝えします。

① 請求漏れのリスク

せっかく加入している保険なのに、
請求できることを知らずに放置してしまうケースが非常に多く見られます。
そのまま時効を迎えてしまえば、一円も戻ってきません。

たとえばこんな事例があります。

子どもがテレビ画面を割った!
 ⇒ 家財の破損事故で保険金が出る場合が。

お気に入りのブラウスが破れてしまった!
 ⇒ 携行品損害補償の対象になることも。

門扉を壊されて修理!
 ⇒ 臨時費用保険で修理代が出た可能性も。

こうしたトラブルでも、
補償の対象になっていたのに気づかずに自己負担してしまう人が後を絶ちません。
加入している保険をしっかり把握していれば、
もっと多くの補償を受けられたかもしれません。

② 無駄な「掛け過ぎ」リスク

逆に、もう不要なのに保険料を払い続けているケースも非常に多いです。
ライフステージが変われば、保険も見直すべきですが、
つい後回しにしてしまいがちです。

たとえばこんな事例があります。

子どもが社会人になって独立
 ⇒生命保険は昔のままの高額保障、見直せば掛け金を節約出来るかも

家族で海外旅行に出かけ空港で保険に加入
 ⇒クレジットカードの旅行保険があるのに二重契約してしまっている

念願のマイホームを購入
 ⇒住宅ローンに団体保険が付いているのに、昔の生命保険をそのまま継続

こうした「二重加入」や「過剰保障」をしていると、
不要なコストが毎月積み重なっていきます。
一度きちんと整理すれば、節約できる金額もかなり大きいはずです。

③ 保険進化に気づかない「勘違い」リスク

保険商品は年々進化しているのをご存じでしょうか?
昔は常識だったことが、今ではもっと便利に、合理的になっているケースも少なくありません。

こんな勘違い、していませんか?

大学生の子どもが免許を取ったから自動車保険が高額になったけど仕方ない
 ⇒ 実は「別居の子用の臨時運転特約」を付ければ割安にできたかも。

若いときに入った生命保険は、ずっとお得に決まってる
 ⇒ 実は健康状態次第で、今のほうが保険料が安くなる商品も増えています。

医療保険は掛け捨てだからもったいない
 ⇒ いまは「全額掛け金回収型」などの新しいタイプも登場しています。

保険も、スマホや家電と同じように進化しています。
「昔から入っているから安心」ではなく、今の自分に合った最新プランを選ぶことが大切です。

まとめ:年に一度は「保険健康診断」を!

体の健康診断と同じように、保険も定期的な診断が必要です。
一年に一度、ライフステージや環境の変化に合わせて、
加入している保険を正しく理解できているか、不要な保険料を払っていないか、
新しいお得な商品がないかをチェックしてみましょう。

あなたの大切なお金と生活を守るために、
ぜひ「保険健康診断」を習慣にしてください。