なるほどポスト

なるほどポスト vol.166

発効日:2024年10月15日

今回の担当は小林

防災士の小林です!

阪神淡路大震災を明石で経験し、地域の避難訓練時にこの状態で被災したら地域は大丈夫なの?から勉強をし、現在地元の地域自主防災会にて活動中です。

みなさんの「備え」はいかがですか?

9月は防災月間でした。
8月の宮崎県で最大深度6弱の揺れ、その後の南海トラフ地震臨時情報、また大型台風など、気になる自然災害もたくさんあり、「備え」について確認された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

「備え」とはどのようなものでしょうか?

・避難グッズを準備している
・食料を備蓄している
・避難先を家族で共有・確認している
・保険の補償の範囲を確認している
(地震・水災・風災など)

我が家では上記に加え、次のようなことを考え対策しています。

中学1年生の娘と2人暮らし、そして、京応まで電車通勤時間約1時間。もし、出社中に大地震が起きたら、私自身が帰宅困難者になります。
そうすると、娘は一人で家にいるのかな?学校に行ってたら?学校は保護者へ引き渡しの形をとるけど、迎えに行けない、どうする?など地震だけでも家や食料以外にも考えなければならないことがあります。
帰宅困難となったとしても、時間をかけてでも帰らなければ、と思うので、会社にはスニーカーを置き、携帯電話の為にモバイル充電器を常に持ち歩いています。
娘には、災害発生直後の電話はとてもつながりにくいので、状況連絡のメッセージを送った後は携帯電話の電池温存の為、電源切ってね、と話しています。
皆さまもぜひ、「備え」について考えてみてくださいね。

災害時のオーラルケア

災害時、お水はとても貴重になりますが、歯磨きもしたくなりますよね。先日、液体ハミガキを使ってのケアを歯科医さんから教えてもらいました。お口の中が清潔だと病気のリスクも下がるそうなので、避難グッズの中に液体ハミガキを加えるといいですね。

①適量(約10mL)をお口に含み、20秒ほどすすいでお口全体にいきわたらせます。
②歯ブラシでブラッシングします。ハンカチやティッシュなどで歯を拭うことも効果があります。
③適量(約10mL)をお口に含み、20秒ほどすすぎ、汚れを出します。
④歯ブラシにも液体ハミガキを少しつけてティッシュなどでふき取ります