なるほどポスト

なるほどポスト vol.165

発効日:2024年7月15日

FP無料相談、体験してきました!

今回相談するのは:N川さん

プロフィール:
夫と二人暮らしの47歳。マンション住まい。
WEBデザイナー正社員勤務。

加入中の保険:
【医療保険】入院日額5千円(60日まで)・先進医療特約
【がん保険】診断給付金:100万円 入院日額:1万円
【介護保険】死亡/高度障害・要介護認定時:1,200万円

10年前、親からすすめられるまま加入した保険、 正直どんな内容なのかも分かっておらず、 今の自分にぴったりな内容になっているのか?教えてほしい

保険は「想定を超えるリスク」に備えるもの。
そもそも、普段の備えで対応できることなら
加入する必要もありません。

医療保険

「窓口3割負担」と言われるように日本は国民全員が公的な医療保険に加入しています。1ヶ月の負担額が大きくなりすぎないようにする「高額療養費制度」もあり、医療費の負担は一定の金額に収まります。

この医療費に、入院時の食事代・差額ベッド代・交通費・日用品などを含めた入院時の自己負担費用は平均で19.8万円です。
特に備えがなくてもその程度であれば問題ない…ということなら、入院保障は不要ということになります。

ただし、まだ公的医療保険の対象になっていない「先進医療」にかかる費用は全額自己負担となります。たとえば、がん治療に使われる「陽子線治療」では、平均266万円程度の技術料が自己負担となります。このような高額な負担が起きるリスクについては、備えが必要と言えます。

先進医療特約は、オプションとして付けられているため単体で加入することができません。入院保障をミニマムにして先進医療を付帯するといった選択肢もあります。

がん保険

がん保険についても基本的には医療保険と同じ考えですが、がんは治療が長期化する傾向にあります。治療期間が1年以上に渡る割合が45%。治療期間の平均日数は561日というデータがあります。 

治療の長期化に伴い、治療費やその他の出費が増加するリスクが大きいため、がん保険の備えは必要性が高いと考えることができます。

近年、入院日数は減少傾向にあるため、入院保障よりも診断給付金を厚くしておく方がいざという時に使い勝手が良いと言えます。

介護保険

たとえば、自分に万が一のことがあっても金銭的に困る人はいない…ということであれば、本来死亡保障は必要ありません。しかし、自身が要介護状態になった際への備えはどうでしょうか?

介護に必要な費用は、一時費用として平均74万円、月々8.3万円かかるとされています。

また、介護施設への入居も視野に入れると、少なくとも月額10万円程度の備えが必要となります。

これらを踏まえると、1,200万円の備えは妥当なラインと言えそうです。

相談を終えてみての感想

億劫だったけど見直し相談してよかった!

把握できていなかった自身の保険内容をわかりやすく解説してもらえて安心しました!

求める保障の範囲内で、保険料を削ることができそうなこと、私以外に代理で請求する人を定められることなどもわかって収穫でした!

 

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